宙を疾る
大蛇の紅い舌を
避けながら
僕は移動する
手にした
ケーブルワイヤーからの鍛き出しは
すでに
脂まみれ
最期の時を
恐れる理由は
僕には
何もなかった(自嘲

2014-12-23ファイルより 変温する紅