毎年、この時期になると思い出します。
暦では大寒。
寒いです。
ご存知の通りオードリーは「腹膜偽粘液腫」の犠牲者の一人です。
当時はまだHIPEC(腹腔内温熱化学療法)が普及していなくて、オードリーは治療法を探して奔走しました。
最後は専用チャーター機でアメリカへ渡ったにもかかわらず、HIPECにたどり着く事なく無念の帰国となり直後に亡くなってしまいます。
インターネットも普及する直前でしたので、今に比べると情報も手に入れるのが難しい時代でした。
あと数年発症が遅ければ、確実にHIPECたどり着き.運命が変わっていた可能性が高いのです。
人生は不条理です。
改めて思い知らされる一日なのでした。
お悔やみ申し上げます。