久しぶりの食事編。

先般、「味噌汁の威力」について書きましたが、その続きです。

あれからも引き続き「味噌汁」についていろいろ試してきましたが、進展がありました。

「腹膜偽粘液腫」の治療を13年に渡り行う中で

・大腸はありません
・小腸も半分近くありません
・十二指腸も削りました
・胆嚢ありません
・脾臓ありません
・腹膜ありません
・大網膜、小網膜ありません
・腸の長さが足りないので人工肛門(ストマ)です

と言う悲惨な状況ですが、自分にとっては戦いの証でもあります。

そして元気です(笑)

普通の医者に診てもらうと、大抵はこの状況に閉口されます。
特に内科医だと「よく生きてますね」と言われたりします(笑)

私の場合は、消化器そのものの癌は虫垂だけですが、腹膜偽粘液腫の侵襲により、腹腔内全体が覆われ、こんな処置になったわけです。

とても、片手間な手術や抗がん剤治療だけで賄えるものではありませんでした。

「減量手術」とHIPEC(腹腔内温熱化学療法)が不可欠だったわけです。


さて、治療に関しては医師に頼る部分がほとんどなわけですが、闘病生活全体を見渡した場合は、自ら知恵を絞らなくてはならない部分が多々あります。

特に大切なのが体力維持のための食事です。

消化器系癌の患者にとっては、「食べられない」状況が多いだけに、大きな課題です。

しかし、これが上手くいくと、どのような薬よりも治療の大きな助けにもなりますし、QOLも改善します。

で、私の中で出してきた結論は、

・腹七分目の食事
・一汁一菜または一汁一飯
・量が食べられないので小分けにして、1日5食化
・発酵食品の摂取(乳酸菌、味噌、酒等)
・全粒粉の選択
・有機栽培ものの選択(野菜、牛乳、豆腐、調味料)
・バーリーマックスの摂取
・消化できないものは全て味噌汁にぶち込む
・肉は魚→鳥→豚→牛の順で選択
・塩、出汁、味噌、醤油の選択は安全なものに限る
・白糖は使わず、蜂蜜か黒糖に限る
・咀嚼重視!

が食事のルールになりました。

味噌汁の活用で、漸く腸閉塞の恐怖からは逃れることができましたが、まだ生野菜、海藻、キノコ類の消化ができませんでした。

ここいら辺の食材は、健康維持には欠かせないわけで、最大の課題でした。

今回、その中の一つがクリアできました。


「ナメコ汁」


「ナメコ汁」を、飲み込まずによく咀嚼して食す事で、大きく前進しました。

効果は3点、

・さらに腸内環境が改善し、流れが良くなります。
・消臭効果があります。
・キノコとは言え、一部吸収できるようになりました。

これは、排便障害や腸閉塞に悩まされている者には大変有り難い効果なのです。

特にオストミー (人工肛門)の方にはおすすめです。

キノコ類は抗癌作用も期待できる食材ですので、何とか摂取したかったのですが、まったく消化できず、腸閉塞が怖くて避けてきましたが、クリアできました。

ポイントは、

・なるべく「本ナメコ」を使う
・天然出汁で強めに煮る
・味噌は国産原料、できれば有機栽培ものを使う
・絹ごし豆腐も有機栽培原料ものを使う
・九条ネギ等歯ごたえのあるものを刻んで入れ咀嚼を促す

ヌルヌルしていて流し込みがちなので、そこは要注意です(笑)


新緑を楽しみましょう!