バイト先の私は本当の私じゃないですよ…
彼女の言葉
ヤミを抱えていることはわかってた
だからこそ気になったし
気になったから見続けた
そして好きになった。
個室のある居酒屋
二人掛けの小さな席で
彼女は過去を話し始めた。
彼女の真面目さ
不器用さ
純粋さ
ますます好きになった
抱えたヤミの深さに
切なくなった
気付いたら彼女の手を握って話を聞いていた。
わかってくれる人を探してたんでしょ?
彼女をわかりたいと思った
きっと苦しい思いをして来た彼女を
和らげたくて
自分の過去を話した
バカで愚かで失敗ばかりの過去を…
彼女と出会うまでの私は
1人で静かに枯れて行くつもりだった事も…
あなたが好きです
俺の最後の人になって欲しい
なんとか想いを伝えた
このあとどうします?
彼女の問いにどう答えたかは覚えてない…
うちに来ますか?
じゃあ飲み直そうか?
俺…下心あるよ?
そんなやりとりの後
2人でスーパーに行ってお酒とツマミを買って
彼女のアパートに向かった…
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