挑発的なタイトルですねえ。
野中尚人教授著「自民党政治の終わり」。論旨の正しさと言い、文章の平明さといい、
隠居絶賛の書ですね。
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教授は、執筆着手を怠けているうち、書く前に自民党が無くなってしまうーー大変!と
焦ったと述懐しているが、どっこい、12月2日の新聞各紙は、自民党総務会は景気悪化
を理由に、公共工事関係費の圧縮削減路線を棚上げ凍結する方針転換を決議したと
報じていますね。これ、旧来の自民党へ引き戻す動きであって、教授の心配は
無用かなーーーーー?
この本は、戦後、自民党が長年の与党であり得た理由は、経済発展を謳歌しその成果を
自民党が配ると言う図式にあったことを解明し、その歴史の中で日本では
行政官僚が絶大な地位を占めてきた特殊な形になった理由が江戸期!からの歴史
にあることを興味深く書いています。
しかし、「戦後」が終わり、「冷戦後」へと大転換が進んだ歴史変化と、グローバル化の進行で、
日本の環境つまりは自民党の基礎であった上記理由が崩壊したため、①「城内の平和」追及は
許されず,②国際的に機敏に国際貢献を明示しなくちゃいけないようになった、と言うのです。
このため、
日本は、① 国際的に機敏にアピール出来るためには政府の、特に首相のリーダーシップが発揮
出来るよう、憲法にある政府と国会のバランスオブパワー規定を運用で改変する、
② 国際貢献を国是とするように国内を改める、と言うのが、教授の提言、結論です。
教授は、ここまでしか言っていません。
しかし、すぐ、人は、国際的に武力貢献を機敏に出来るよう国内を改めるという
論を引き出すかも。
隠居は、違うのです。
リーダーシップ発揮のために、規定を改変するのはいい。しかし、リーダーシップのもと、
国際貢献は日本が戦争は放棄する憲法規定を持っていることを国際認知のもとで
財政的と人的に行うと言うのが、隠居の持論ですよ。
もちろん、現在のように、日本人が内弁慶で、国際機関に出て行けない,行ったら帰国時に
は前の職場に戻れない制度だ、ではだめだね。
国際貢献大学院を相当数作り、又、法律で国際機関に出て行く時はもとの会社はその間
給料とポストを保障し続けないといけないと(二重給与)大改変する荒療治をしないと
いけないでしょうね。
城内の平和追求が許されなくなったのに、進路を考えないと、日本は、衰退するね。
では、ばーい。
つまり、
①