富士山麓電気鉄道 モ1形 | 伊勢守の鉄道博物館

伊勢守の鉄道博物館

一応、鉄道博物館を名乗ってはいますが、偏りがあります(汗)
2018年11月4日より現役(?)に復活することにしました。

現在の富士急行の開業時の名前は富士山麓電気鉄道という社名でした。

1929年に現在の大月線を開通させるに当って用意した車両で、開業当時の記念すべき車両です。今では河口湖駅前に保存されています。




製造は日本車輌本店で、5両が製造されています。

戦後、輸送力増強のために大型の車体を新製し電気品を再利用して、元の車体は廃棄されてしまいました。
1両分は上田丸子電鉄(当時、現上田電車)に譲渡され、車体のみが活用されて制御車から電動化されて活躍していました。


上田で廃車後に富士急行が車両を引き取って、創立60周年記念事業の一環として復元したものです。





台車は上田時代に使用していたもので、元は東急3450形が使用していた台車だとか。

よく残っていたものだと思います。





パンタ側正面。

逆光でやや潰れてしまいました・・・。





この富士山を撮影してからもう8年が経過しようとしてます。


ペタしてね