京都市電2000形 | 伊勢守の鉄道博物館

伊勢守の鉄道博物館

一応、鉄道博物館を名乗ってはいますが、偏りがあります(汗)
2018年11月4日より現役(?)に復活することにしました。

書店でこれを販売してるのを見つけました。買ったのはずいぶんと前のことですが・・・。


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パッケージの実物写真がなぜか1900形なんですが・・・。

中には


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京都市電2000形のHOサイズのディスプレイモデルが。

これに動力を組み込めば、鉄道模型として走らせることが可能になります。

ただ、京都市電時代のこの形式には馴染みがありません。伊予鉄道に譲渡されてすっかり松山の電車になったというイメージしかないのです。
既に京都で現役の年数より伊予鉄道での在籍のほうが長くなっています。

京都市交通局2000形は1964年にデビューして、既に50年選手になっています。当時急激に乗客数が増えていた市電の輸送力確保のために、連結運転が可能な装備で登場しています。
ラッシュ時間帯は2両連結で、日中は1両で運転が可能な電車でした。

6両で新製が止まったのは、小型の部類に入る600形を活用して車体延長の改造をした2600形を投入したためです。交通局の財政が悪化した影響が大きいようです。
京都市電の連結運転は1971年3月末で取りやめのなっています。





今では冷房化もされてまだまだ現役で動いています。

京都市電と線路幅が違ったので、台車はそのままに車輪を外側から押し込んで伊予鉄道のゲージに合わせています。
そのためモーターがオリジナルのものを使えなくなったので、それは取り換えています。

この場所、今では地下道化されて歩道橋は撤去されています。こうやって上から撮影できる場所がなくなるとは思いもしませんでした。撮影しておいて良かった(;^_^A

京都時代の雰囲気が結構残っていますが、細かく見ると手を加えられていて、この点の工作はしっかりしないと似てきません。
三菱電機CU-77クーラーのパーツが無いのが困ったもので、これをどうにかしないと・・・。




前面の上側と側面に方向幕を加える加工が必要です。

ペタしてね