名門東京機関区のほか国府津、新鶴見、立川、八王子などの機関区に配属がありました。遠く離れた九州の門司にも関門トンネル用の配置もありました。
関門用には塩害を防ぐ為に車体をステンレスで作られていた車両が専用配置されていましたが、一部の一次形、二次形が貸し出しまたは短期転属をしています。
EF53形と同じボディのEF10一次形。初期製作車ゆえに70年代前半から地方線転属が始まり、余生を送っている状態でしたが・・・。
1977年7月撮影 甲府
EF1028号機の入換作業。
後期に製造されたカマが転属してくると、一次形は早くに廃車となっていきました。同じ形式でも製造年度が違うと車体デザインが変わっていった機関車はEF10くらいでしょうか。
随分と奥まった位置に留置してある貨車に連結。これから身延線で富士方面に向かう準備が整いつつあります。
こんな位置に留置してあるのは、中央東線上り貨物列車から分割された貨車だったのかもしれません。
たしかこの中線からは身延線へ直接出発できなかったと記憶してるので、もう一度転線して身延線発着線に入換をしたと思いました。
ホーム屋根から下がっている機器は、車両移動禁止合図器になります。
車両を列車に増結するときや機関車交換のときに点灯させ、入換作業中に乗務員に向け車両移動を禁止を知らせる合図器です。
1979年8月撮影 甲府
休車になったEF10。解体まで機関区構内に留置してありました。
豊橋に最後まで残っていたEF1031号機
モーター焼損で休車中・・・というより廃車待ちの姿。
おまけ
元祖山スカ70系