臨時ホームを使用してヘッドマークを展示するコーナーを設けていました。ホームには12系客車を留置して、休憩室として解放していました。
電車特急に使用されていたヘッドマーク。
【あまぎ】は157系、【こだま】は151系、【中禅寺】は157系を使用した準急でした。
【あまぎ】用のヘッドマークは181系のものと同じサイズなのかと思いきや、こうやって並べてみますと違いがありますね。
【さちかぜ】
1957年7月に東京-博多を結ぶ臨時寝台特急として登場した列車。10月には定期列車に格上げして、運転区間も長崎に延長されています。
列車名が【あさかぜ】と紛らわしく誤乗するケースもあったので、【平和】と改称されました。
【平和】は1959年に20系ブルートレインになる時に【さくら】と改称されています。
さちかぜの名は後に北海道を走る札幌-旭川ノンストップ急行の名前に使用されました。
このヘッドマ-クの使用期間はほんの僅かな期間しかなかったことになります。
【とき】【つばめ】
特急列車の名前は鳥や花の名前を使うことが多かったですね。
【こだま】や【あさかぜ】は自然現象を利用したものです。
【とき】には朱鷺と小さく入れられたり、【つばめ】はなぜか色が塗り分けられたヘッドマークが用意されていました。
客車列車に使用されたヘッドマーク各種。
定期列車も臨時列車、イベント列車と各種展示されています。中には見たこともないものも。