PM10:00  任務指定場所 館内


梨名side


梨「夏鈴達と鉢合わせしないようにしなきゃな…」

陽🎧「その件なら今ひなの達が夏鈴ちゃん達足止めして時間稼いでくれてるから大丈夫だよ👍」


(イヤモニから陽世の声がきこえた…)


梨「そっか…ありがとう」

陽🎧「今日の任務は前回と同じ金と麻薬を密輸している組織の破壊と組長の殺処だね」

梨「わかった!」

陽🎧「あと、任務が終わったら優佳さんと美玖さんがひなの達のところに連絡しておくよ」

梨「了解!…さてと、ちゃっちゃと終わらせるか。」


(小型カメラ、イヤモニ、マイクのついた黒狐の仮面をつけ天井裏を移動する。そしてターゲットがいる部屋に着いた…)


梨(タイミングを見計らうか…)

組「まさかあいつが殺られるとはな…」

幹「えぇ私も驚きました。しかしボスのことはこの私が命懸けで守りますよ」

組「それは頼もしいな笑期待しているよ笑」

幹「ありがとうございます。では」

組「おう笑」


(幹部が部屋を出る…)


梨(組長を部屋に閉じ込めて先に幹部を殺すか…)

   「陽世…組長の部屋に閉じ込めてくれる?」

陽🎧「OK~」

梨「それと同時に館内を一時的に停電させて」

陽🎧「わかった。けど停電は1分間しか出来ない」

梨「1分だけなら楽勝よ!」

陽「さっすがお姉ちゃん!じゃあカウントするね……

停電まで、3…2…1…スタート!」


ガチャン…(停電する)


部A「なんだ…停電か!(パーーーン🔫)…!」パタッ

部B「何が起きた!(パーーン🔫)…!」パタッ

幹「ボスを守らなければ!」

梨「させないよ…」

幹「何?どこにいる?出て来い!!」


スタッ…(天井裏から飛び降りる)


幹「貴様何者だ!!」

梨「“ただの殺し屋です」

幹「殺し屋?まさかあいつを殺したのもお前か?」

梨「その通り」

幹「ボスを殺しに来たのか?」

梨「そう…お前を殺してからね」

幹「ふん…俺を殺せるもんなら殺してみろ…」〘梨名に向かって殴り掛かる〙

梨〘可憐に避ける〙

幹「オラッ!」

梨〘幹部の右腕を掴み壁に押付けナイフを刺す〙

幹「ウガッ!!」

陽🎧「お姉ちゃん!あと30秒!」

梨「ッ!!了解!」

幹「行かせるか!」〘右足を上げる〙

梨〘右足を撃つ〙

幹「(パーーン🔫)ウガッ!」

梨「じゃ、時間ないからバイバーイ」〘銃を向ける〙

幹「クソ!ボス!!お逃げくd…(パーーン🔫)」パタッ

梨(急がねぇと電気がつく!) 〘走り出す〙

陽🎧「お姉ちゃん!あと10秒しかない!」

梨「クソ!…間に合わねぇ!」

陽🎧「お姉ちゃん!考えがある!」

梨「ほんと?」

陽🎧「うん…1回天井裏に隠れて、電気がつく!」

梨「わかった!」


パチッ(電気がつく)

組「ッ!!なんだこの状況は…おい!大丈夫か!!…おい!」


(天井裏…)


梨「で、陽世の作戦は?」

陽🎧「うん。もう館内には1階に夏鈴達とひなの達しかいないし、エレベーター止めといたからここまでくるには階段だとかなり掛かるから、もうそのまま殺っちゃって大丈夫よ」

梨「わかった!」


組「何が起きたんだ…」

梨「お前を殺しに来た」

組「何?何者だ!!」


スタッ(天井裏から飛び降りる)


組「貴様がこいつらを!」

梨「そう」

組「まさかあいつらを殺したのもお前か!?」

梨「その通り…お前らみたいな邪魔な凶悪犯をこの世から消去するために」

組「なんだと…こんな所で貴様に殺されてたまるか!!」

梨「私から逃げられると思うなよ」〘銃を向ける〙

組「クソ!」〘背を向けて逃げる〙

(パーーーン🔫)

組「ウガッ!」

梨「じゃ、バイバイ」

組「うわぁぁぁぁ(パーーーン🔫)」パタッ

梨「終わったよ」

陽🎧「OK、お姉ちゃん早く逃げて!夏鈴達がこっちに走って来てる!」

梨「マジで!?ヤバっ!」〘窓から飛び降りる〙





松「う~わめっちゃ殺られた人いんじゃん!」

森「これだけの数を1人で殺ってんの?すごいな…」

松「まぁ、とっとと任務を終わらせちゃお」

森「ラジャー!👊」

藤「……」




PM11:00  自宅


梨「あれ?どこいった…?」

陽「どうしたの?」

梨「いや、夏鈴が誕プレでくれた青いハンカチがないんだよ…」

陽「マジで?どっかに落とした?」

梨「……任務が終わるまでは持ってた」

陽「えっ!?じゃあまさか…」

梨「……」

      (夏鈴の手に渡らなければいいけど…)




PM11:00   任務指定場所館内



松「よーし任務完了~」

森「やっと終わった~。あれ、夏鈴は?」

松「確か廊下で仕事してた」

森「終わった事伝えに行こ」

松「そうだね」




藤「……?」


〘何かを見つけ近付く〙


藤(この青いハンカチ、誕プレで井上にあげたやつとそっくりだ…)

松「おーい夏鈴!」

森「任務完了したから帰るぞ~」

藤「今行く…」(とりあえず私が持っておこう)

    〘制服の内側にある胸ポケットにしまう〙

松「もう~遅いよ~」

森「そうだそ~何してたんだ?」

藤「別に…先に行ってればよかったやん」

松「任務をする時も帰る時も私達は一緒にいなきゃ」

森「そうだそうだ、仲間なんだから」

藤「…」

松「まぁ無事に任務完了したから帰ったら打ち上げしようーー!」

森「いいね!夏鈴も来るら?」

藤「断っても意味ないやろ」

森「せいかーい、じゃ参加ってことで」

松「よーし今日は鍋パだー!」

森「おー!」

藤(どうしてあの場所に青いハンカチが…?まさか、あの場所に井上が…)




To be continued…