ついにという感じがしますが、そう肌で感じるレベルに最近は近所の店舗にもお客さんも入ってなかったですね。



Bed Bath & Beyondは一応デパートメントストアになるのかな?
生活雑貨だけを置いているお店です。
壁側は天井まで積み上げられた商品となっていて、店舗に入ると圧巻されます。
でも、ここ最近はマイナー店舗の閉鎖が続いていました。
クーポンで20-25%引きが当たり前なので、お買い物前はクーポンチェック必須でしたが、セールアイテムにはクーポン適用不可とかが多く、実際のところあまり使えるクーポンでもありませんでした。

競合はというと、amazonがインフルエンサー奨励プログラムにような形で「ライフハック」やAmazon Findという形でamazonで販売しているアイテムをSNSで特集→購入ページへ誘導ということをしていますね。
私はリール動画とかで見るたびにコメントの批評を見るのが楽しみで見てはいますが...。

Targetも同様に、店舗入り口のDollar Section(オンライン購入不可の5ドル以下で買えるアイテム)により店舗への集客強化+それをまとめるインフルエンサーという形でSNSの強化もうまく行っているようです。

WalmartはTargetに倣ってDollar Sectionを作ったものの、ゴミクオリティアイテムばっかりで失敗。現在は店舗に医療施設を併設し、そのまま店頭のOTC医薬品などの購入につなげるという医療保険を持たない低所得者層を狙った戦略を行っています。
でもそれ以前に値段が安いのでオンラインで見た良いものをWalmartなら安く手に入れられるということも多いです。ティファールのフライパンセット、7点で$36は熱かったな。


そんな中でBed Bath & BeyondはWorld Marketという系列店も抱えていますが、World Marketはオーランド周辺でも2店舗のみになりました。店舗内はイギリス、アジア、ヨーロッパ、エスニック等々いろいろな国からのアイテムを買えるという一種カルディのような家具雑貨店。

でも店頭はあまり人がいません。
なぜなら感覚的に割高感がするし、店頭に行く機会も減りました。

※その後ググったら2020年くらいに別会社にWorld Marketを売却してました。そのころもうヤバかったんだなぁ。

いいなぁとおもったアイテムも、今ではオンラインで平行検索ができてしまうのでBed Bathの割高感は結構際立ちます。店頭に行けば「お、これ良いな」という気付きによる購入もできるかもしれませんがコロナパンデミックで店頭に行くことも減りました。
オンライン購入→店頭ピックアップのBOPISも、店舗自体が減ってしまったBB&Bではデメリット。わざわざ遠くの店舗にピックアップ行くより、近くのwalmartやTargetか、オンラインで注文したほうが楽ちんです。


とはいえ、良いものも売っているのは確か。ただ、オンライン戦略と、インフレによって財布の紐が固くなった今は厳しいんだろうなぁと思います。

まるでトイザらスの破産を見ているようですが、Pier 1 importといい、オンラインのみで生き残ることはあっても、存在感は間違いなく無くなります。
ちなみにPier 1 importは家具屋さんで、3年位前に破産して現在はオンラインで細々と残るのみとなりました。競合のKirkland's Furnitureはまだ店舗もたくさんありますが、ここもこの先厳しいだろうなぁと見ています。

Amazon、Walmart 、Targetなど、大手量販店もシノギを削ってますが、オンラインも実店舗も支配する大手に対抗する企業はやはり大変ですね。