シープホーン(羊角)は開運印鑑ではないので注意 | 運命の教科書

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これがシープホーンの印鑑です。羊の角ですね。

シープホーン


ところでこのシープホーンを印鑑として使うのはいかがなものでしょうか?

羊角(シープホーン)が印鑑の歴史に登場したのは、昭和の後期に入ってからです。とても浅い歴史です。
いわゆる目新しさを追究した当時の画期的新商品と言えます。

シープホーンを開運印鑑として販売しているお店もありますが、これに関しては疑問を投げかけざるを得ません。
なんの歴史的根拠もないからです。


印材加工会社の新商品をそのまま理屈でこねて、販売しているに過ぎません。その店舗が発見し、加工販売しているわけではないのですから。。。

シープホーンについては、印相学の歴史書には登場しません。つい最近のことですから当然です。

ここで重要なのは、象の角とか、水牛の角だとか、羊だとか、そういうことではありません。こういう理屈になると逃げ道はたくさんできてしまいます、動物の種類の数だけ。。。。

ここで共通しているのは、動物系の印材であるということです。

四足の動物の印材について、歴史書にはこのように書かれています。

「印は、人と一体の貴重性を持つものであるが、時と所によっては、人以上の権威を発揮するものである。例えば、役所や銀行などにおいては、印が人よりも高く取り扱われているのである。この実社会においては、印は、人間以上のものである。

この貴重な印が、四足の動物の身体の一部を以て作ることは不自然である。
不自然とは、失敗、不幸、悲劇を醸成する原因となるものであることは、あらゆる宗教、哲理の教えるところであって、人は、この世に生きる以上、最初から不自然であることを避けるべきが正しい生き方である。」


以上のように四足動物を印鑑の素材にすることは歴史的に間違った方法であることは明白です。

この法則を知らずに羊角(シープホーン)の印鑑を販売することは問題であり、それを開運印鑑として販売するお店があれば、そこでは絶対に買わないことをオススメします。