「働き方改革」と言われて

久しいのですが。

 

久々に、この動画を見て

なんだか

心の中から、

グワーッと湧き上がって

くるものがあったので。

 

 

 

 

▼「せやろがいおじさん」

世の中に起こっていること、本当にわかりやすく解説してくれる。

ワタシから見たら、”お兄さん”ですけどね

 

 

私がなんでフリーランスという

働き方を選んだかっていうのは、

以前にもブログに書いたのですが。


 

私が長女を出産したころって

いうのは、ちょうど

「育児休暇」という制度が

本格的に始動した頃で、

 

私が勤めていた会社も

ありがたいことに、そういう部分

について、キチンとしなきゃねという

会社だったので。

 

「制度」として育児休暇は

ありました。

 

部署は違ってはいましたが、

先輩も取得しているのを

知っていたので、

 

 

私も

育児休暇の申請をしました。

 

 

 

私の部署では

私がはじめての

育児休暇取得者と

なったわけですが…

 

 

1年の育児休暇中の時間は

大変だったけれど、

子育てに専念することが

できましたし。

 

また会社に戻れるという、

どこか安心感のようなものが

あったので。

 

会社に戻ったら、また仕事も

がんばろう!なんて

思ってもいたわけですよ。

 

 

---

 

 

育児休暇を終える頃、

打ち合わせをしに職場に行った際、

言われたのは、

 

「配置転換」

 

でした。

 

 

育児休暇前にしていた仕事は、

自分で仕事の時間配分も

調整しやすく、

 

また仕事の見通しもつく

仕事だったのですが。

 

 

育児休暇取得後に、

動いてくださいと言われた

部署は、人相手の対応を

求められる場面が多く、

 

自分の都合を優先するのは

ムズカシク…

 

独身の頃、その仕事をしていた
ときには、毎日が残業でした。
(1~2時間なんてレベルではない)
 
 
18時には、保育園にお迎えに
行かなきゃならないのに、
 
その部署に異動ってことですね…
 
 
 
あぁ…
こうやって、会社への忠誠心を
試されるんだなぁ…と
思いました。
 
 
 
----
 
子供が生まれたなんて
知らねーーよ。
 
会社は、会社ですから。
 
あなたのそんな都合には、
合わせる理由はありません。
 
できないなら
辞めろ
 
---
 
という、メッセージ(=私の妄想かもですが)
を受取り、
 
 
そこにはいない、
顔も知らない人事担当者が
決めたのか…
 
知らんけど。
 
あぁ…世の中
あまくないなぁ…と。
 
 
育児休暇取ったことが
「悪」で
 
その制裁を
これから受けなきゃ
ならんのか…
 
と思ったのを覚えています。
 
 
 
「その部署に動けというなら、
家庭の状況から言って、
まともな仕事ができないので
辞めます」
 
って言ったんですよね。
 
あぁ…辞めなきゃなんだなと
思いました。
(退職は覚悟しました)
 
 
部署の責任者となっていた、
元直属の上司が、無理をして
私をなんとか、元の位置に
戻してくださったのですが。
 
 
育児休暇を取り、
仕事に戻り、
まったく前と同じパフォーマンスを
出せるかって言ったら。
 
 
それはね…
ムリです。
(復帰当初は、できると
タカをくくっていたのです…)
 
 
「時間に制限があること」
は、どうにもならなかった。
 
 
それでも、仕事に戻してもらった
恩義があるので、
死ぬ気で迷惑だけはかけまいと
 
 
1年間、
昼休みを取らず走りましたが…
(昼休みの1時間ももったいなく、
パン、おにぎりをかじって
仕事をしていた)
 
 
 
直属の上司が、
「もう少し、残業してくれたらいんだけどね~」
 
と漏らしていることを伝え聞き、
完全に力尽きました。
 
 
育児とフルタイム勤務で、
体力が限界突破していたので、
たったそれだけのことですが。
 
突如、パソコンの画面が
シャットダウンするように、
 
目の前が真っ暗になったですよ。
わははは
(はい、笑いたい人は笑ってけっこう)
 
 
 
会社っていうところは、
本人の「精一杯やっています」
思いと
 
評価する側の人間の、
「もっとやれるでしょ」という
認識に差が出ます。
 
 
いや、
これ、
ホントツライけど。
あるよね。
 
 
 
だけどさ。
この認識の差を埋めようと、
みんな必死になって
仕事している。
 
会社の期待に応えらなかったら、
(会社に都合よく動けないなら)
 
 
 
「いなくていい」
 
って言われるのが、今の日本の
会社の大半だから。
 
 
 
 
 
冒頭に紹介させてもらった動画の中で、
今、日本の社会は、
 
「人口オーナス期」
 
に入っているとのこと。
 
働いて、社会・経済を支える側よりも
支えられる側の人数のほうが上回る
社会。
 
 
介護もあり、
育児もあり。
 
支えられる側の人のほうが多い。
 
 
それなのに。
まだ会社って、
 
「24時間会社に捧げられますか」
 
みたいなこというんですかね。
(リゲインのCMみたいなことはさすがに最近は言わないのか?)
 
 
会社優先に動けないなら
そんな人材は
お荷物。いらない。
 
いや…
それでいいんですかね。
 
 
 
私、去年の今頃、
介護でクッタクタに
なっていました。
 
義父と実母。
 
今は、状況少し変化があり
こうしてブログも
書けるようになっていますが…
(介護問題についてもいずれ触れたいです)
 
 
仕事と
育児
 
仕事と
介護
 
 
いやーーーーーー
なんともここの、
クチャクチャーーーーーーと
した思いが
こみあげてくる問題。
 
 
今後も、私、考えていきたいです。
そんで、
私が何ができんのかなと
考えていきたいです。
 
 
あの時、
 
「あーーーーーーーーー
わかりました。
もうーこれ以上は無理です。
辞めるわっ!」
 
とタンカは切りませんでしたがww
 
 
会社を離れる選択を
せざるを得なかった
 
かたーーーい自分を
ふり返り…
 
今の自分には
何ができんのかなと思うわけです。
答えはまだ今は、ないけれども。
 
 
 
ただ…
 
これだけは言いたい。
死んじゃうほど仕事しちゃだめ。
 
会社からの評価なんて、
ひとつの見方でしかない。
 
自分を大事にしてください。
 
 
介護も
がんばっちゃダメ。
 
「~するべき」
その「べき」
ダレの「べき」なのか
ちょっと考えよう。
 
 
人の期待に応えなきゃ、
生きている資格がないと
思い込んでいた
ワタシからの
今のメッセージ。
 
みんな、自分を大切に。
 
 
 

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\お読みいただきありがとうございました/

 

 

 

 

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