こんにちは。
少し遅くなりましたが、一昨日、日生劇場でグレート・ギャツビーを観てきました。
井上芳雄さんを一目見るために行きました。
ミュージカル界のプリンスはTVでも見る機会がありますが、やはり生のミュージカルで一度観たいと思っていました。
生憎の雨で少し気分は暗かったですが、初めての日生劇場、なかなか豪華でよかったです。
全体的にこじんまりしており、席も広めで快適でした。
さて、お話ですが、以前映画ディカプリオ主演の「華麗なるギャツビー」は見たことがあるのですが、あまり覚えていません。
ギャツビーが謎めいた人物であることはなんとなくわかっていたのですが、舞台を見て、ああこんなだったかなあという感じでした。
とにかく芳雄さんの歌声が素敵すぎて感動しました。
あと田代万里生さん演じるニックも良かったですね。
このお話は男が一人の女を愛し、追い続ける部分が強調されがちですが、1920年台の裕福な人達の冷たさがよく描かれています。
ギャツビーが殺されたあと、ほとんどの人が葬式に行きませんでした。
知り合いであるはずのジョーダンが、所詮過去のこと、生きているうちは友人でも死んだらもう関係ない(ニュアンス)、と言っていましたが、当時のセレブたちがいかに冷たい人々かをよく表していると思います。
デイジーも映画版とは異なり、一応花を手向けに来ましたが、お墓に向かって投げ捨てていました。自分のせいでギャツビーが殺されたとは微塵も思っていないようです。
哀れな男、ギャツビーを描いた作品というよりは、当時のセレブの冷酷さを描いたものとも考えることができそうです。
なんとも切ない作品ではありますが、芳雄さん万里生さんのカッコよさが際立つ舞台でした。
今後、またエリザベートとかやるのであればぜひ見に行ってみたいです。

