つづきです。

 

こんにちは。

台風シーズン、気圧変化で私も頭痛がする度に、ポロの事を思い、てんかんワンコ達を案じます。ワンコもですが、長引く猛暑中、消耗されてる飼い主さんも一緒におすすめしておりますサプリをお試しいただければと思います。

私自身、アトピー性敏感肌、かつ、実は虚弱です。

体質的に非常に自然療法の効果が出やすいので、これまでワンコに使用してきた人用サプリは、第一段階テストで私を経過しております😀

 

今話題の5-alaについてですが、これはすでに人で検証されて、危険量や効果量も発表

されています。元々あらゆる食品に微量に含まれている成分なのですが、以前から癌細胞

の造影検査に使用されていた原料です。ですが、最近の研究で、肝臓腎臓保護、

腎臓病の改善やミトコンドリア活性に関わる特性が認められました。

最近の研究は、老化現象を阻害するものが病気の改善と紐づけられて報告されている

事が多々あるように見受けます。

代謝や細胞死のサイクルなど、細胞エネルギーに関わるミトコンドリア内での働きがよく

話題になります。

新しいサプリについて注意すべきことは、それがどの段階のテスト中である事かです。

広告では、食品成分と謳って、消費者の安心感を得ようとしますが、どんな食品成分で

あろうと、過剰に長期摂取した場合、病気になるリスクはあります。

因みに、同じく話題のNMNサプリについては、医療機関でのモニタリングのデータがない

ので私は試しません。

5-alaについては、イヌへの投与実験での報告も出ております。動物実験の報告を読むのは、非常に辛いのですが😥

 

なぜてんかんワンコに使用する意味があるかとう言う点ですが、まずは、肝臓腎臓の保護

機能の期待です。

てんかんのような慢性進行性の病気の場合、薬の量は年々増えます。

てんかんワンコの寿命や獣医さんの薬の調整の根本は、副作用による肝臓腎臓病との兼ね合いです。てんかんワンコの死因は肺炎が多いですが、臨床上では、てんかんによる脳死、

肝腎臓病に留意されます。

薬を安易に増やせないのもその点ですし、それでコントロールがついてなければ、

脳細胞がどんどん死活していき狂い死のような状態になります。それ以前に、脳の損傷部位

によって、身体機能が奪われていくリスクは高まります。

 

お薬だけではなく、病気のためのアンバランスな療養食や、ハーブや漢方など肝臓の負担は

ベースにあります。

添加物も然りで、それゆえに日常的に薬漬けでいなければならない難病の患者さんには

出来るだけオーガニックや自然食が勧められているのだと思いますが。

 

そういうわけで、てんかんわんこだけではないのですが、エネルギー代謝を良くしたり、

投薬の副作用のための受け皿として、5alaの有効性を考えています。

https://www.pmda.go.jp/drugs/2013/P201300043/620095000_22500AMX00883000_J100_1.pdf

 

上記リンクが毒性を示す投与量の論文です。

こちらではイヌにおいて3mg/kg/dayの無毒性を言われていります。

それ以上になると、光過敏反応で皮膚が炎症したり、嘔吐や軽度の肝機能問題が出ます。

ただし、これらの副作用は投与を中止すればおさまるものです。

 

実は、動物サプリで5alaは出ております。しかし、残念ながら獣医さんに効果の聞き込み

をしますと飼い主さんから良い話は出ていない、高くて効果なし、との事。

私は、このメーカーの方と人間用5ala開発メーカーに問い合わせしました。

動物サプリでは1日1錠で5mgしか5alaの含有がないんですね。

毒にもならないが、薬にもならない量な訳です。

人間ではある程度、有効量も測定できていますが、動物ではまだはっきりと言及されていないようです。しかし臨界量の3mg/kg/dayが有効量と考えて良いのではないかと、私は

ちびっ子達に投与しながら、体調の変化、血液検査データを見ております。

https://item.rakuten.co.jp/fairywing/ala-002/?iasid=07rpp_10020___es-ln4q41n4-8d-40b07966-63c1-4850-bad5-eafb385f1b80

ネオファーマジャパンの5alaはでんぷん粉末と5ala,クエン酸第一鉄粉末カプセルです。

1カプセル50mgの5ala含有量です。

うちのポネ山さんは6Kgなので、1日18mg程度与えたいので、1カプセルを約3日で使い切る

ことになります。カプセルを開けて、目分量でご飯に振りかけます。

5-alaの効果的な与え方は、複数回に分けた方がいいらしいので、毎食適量振りかけます。

現在ポネ山さんとむーちゃんには、腎臓病と肝臓、糖尿病への効果を期待して投与して

おります。6ヶ月ほどになりますが、毎月SDMA,尿、リン、リパーゼ、時に肝臓数値を

計測し、食事の調整も行なってきましたが、食事の変更をしていない時期に、明らかに

5-ala投与時期から腎臓機能が回復してきたんですね。

SDMAが22から14まで下がり、安定化しました。この時期は、他のサプリや食事に

変更を与えていなかったので、おそらく5alaではないかと先生にデータを確認してもらい

ながら話していました。腎臓病のトピではないので詳細言いませんが、腎臓病は薬や食事の管理で進行を遅らせることはできても、改善はできない病気です。

しかし、データは全て正常値になっていたので、これは食事や他のサプリ以外の効果で

はないかと考えています。

 

因みに5ala投与後の副作用は、うちでは出ていません。

クエン酸第一鉄が入ってるので、味は酸っぱい感じです。クエン酸第一鉄が入ってるのは、

5alaの効果が上がるためです。

 

目分量で与えるのに躊躇があれば、動物用5mgを調整して与えるのもいいと思います。

 

肝臓腎臓保護できる受け皿ができれば、抗てんかん薬の増量もやりやすくなるのではない

でしょうか。

 

医療は日進月歩です。全く新しい事が出てきたり、数年前は毒性扱いだったものが、

使用法を変えてみると新薬になっていたり、発表の書き換えは続きます。

慢性進行性の病気は、時間の猶予が有ります。今何の手立てがないと思っていても、

数年後には良いものが出ることもあります。ですから私は諦めずに新しい情報を集めて

います。

かかりつけの先生には、毎月血液検査しなくてもいいんじゃない?と言われますが、

新しいことをやっていて、効果があれば、何で効果が出たのかを炙り出していかねば

と思っています。自分がかつてそうでしたが、満杯に医療費がかかってる時には

そこまでデータ化できなかったし、だから動物病院でも推測の多い診療になったと

思うのです。

サプリや自然療法にはあまりいい顔をしなかったかかりつけの先生も、データを持って

診療を診ていただいてるので、ようやく受け入れてくださっています。

先日は、サプリの味見もされていました😀

より確信を持った介護サマリーができれば、他のワンコ達の助けにして欲しいのです。

 

同じサプリを与えても、ポネ山さんとむーちゃんでは反応が違います。

ですから、オイルサプリならコレステロール値を2ヶ月目くらいにチェックして調整する

とか、そのサプリごとに、仮に与え過ぎれば出るであろう問題を見据えて検査して量を

微調整すると良いかと思います。

 

5-alaに関しては、すでに肝臓数値が上がってるとか、薬が多いワンコにおすすめです。

金銭的に厳しければ、何よりそれよりも!魚油とビタミンB群、整腸です!

私も今年からワンコに与えてるクリルオイルとビタミンB群を毎日飲み始めました。

仕事が込み入ってきて、脳活したいのと、アトピー用ですね。

びっくりしたのが、アレアレというのが出なくなり、6桁くらいの数字が簡単に覚え

られるようになった事です。結構イライラがなくなったので、アトピーも改善してるの

でしょうね。

脳の問題を抱えている、炎症問題、老犬にはおすすめです。

 

因みに、ポネ山さんは1歳過ぎた頃から全般発作のような症状がありました。

週一くらいで、気づかずうんこ出たり、時折瞬時に凶暴になったり。。

もう一つの保険の審査待ちだったので、先生には相談しませんでしたが、てんかんの

疑いをもって、魚油やてんかんサプリを与えておりました。保険が降りた後、

先生にお話すると、

まあ疑わしいとのことで、これ以上ひどくなりようであればMRI撮影する事を薦められて

ました。その後は今現在も出ておりませんが、脳神経も踏まえた栄養給餌を続けてます。

というか、病気の根源にあたると、腎臓病のサプリもてんかん用と変わり無いのです。。