過ぎし日の面影
空に舞う風花
淡雪に染まって雪化粧
ふたり此処で遊んだ
あやとりや手毬唄
可愛い赤い目の雪兎
約束の時も過ぎ
長く伸びた黒い髪も
初めての紅をさし
少し大人に為ったよ
かじかんだ指先を
ふたり暖めあった
君と見た雪が
今年もつもって
白くひらひら雪が
ふたり染め
光きらきら舞う
涙はらはら 君よ
私からこぼれ
淡く滲んでゆく
今も
過ぎし日の面影
空には雪の花
深雪の静けさにしづり雪
ふたり通いなれた
山茶花咲いた道
垣根を曲がったら寒椿
約束の時も過ぎ
長く伸びた黒い髪も
初めての紅をさし
少し大人に為ったよ
かじかんだ指先を
ふたりで暖めあった
君とみた雪が
今年もつもって
白くひらひら雪が
ふたり染め
光きらきら舞う
涙はらはら 君よ
私からこぼれ
淡く滲んでゆく
小さく呟く君の名前
白い息が消えてく
降りつもる雪に約束さえ
すべて白く染まり
「空から白い花びら達
舞い降りて来る頃に
屹度逢いに行くから」
白くひらひら雪が
ふたり染め
光きらきら舞う
涙はらはら 君よ
私からこぼれ
淡く滲んでゆく
今も









