<お仕事> のち
早朝は青空が見えたのに、フライトする頃にはドン曇り。
気象データによれば、今日は下り坂の天気で、
晴れることはないという情報があったが、
川地の読みは、お昼頃から晴れて夕方までもつだった。
で、塾生と丹沢会員の方とのんびり山へ上がった。
(お昼まで曇っているので、急いでも仕方ないから)
先週末、コンペ機で飛んだので、
普段のグライダーのセットをつなげ直さなければならず、
時間が有って、丁度良かった。
セットアップが完了して、しばらくすると、
コンディションが好転し始めた。
「行けるよ」 と教えてあげても、
「え~、まだ渋そう・・・」 と、相変わらず
KYしている塾生もチラホラも居た。
10機程が飛び立った頃には、劇的に良くなった。
当初の予定通り、まずは、松田アウト&リターンを実行。
しかし、花立尾根まで来た所で、西風に阻まれた。
といっても、全く前に進まないという訳ではない。
ところが、荒れていると言って、一人が撤収すると、
集団心理が働いて、脱落者が続出して、
あっという間に全員が降りてしまった。
確かに、方向こそ違うが、
朝霧の猪之頭の南尾根に南~南西風が入っている時と
状況とサーマルの質は同じ。
では、何が違うのか?と言うと、
直ぐ後がランディングで降ろせるか?
それとも、山奥で下ろせる所が見当たらないか?
という、精神衛生上の問題だけである。
そもそも、ヨーロッパでは、バレーウィンド(谷風)に対して、
尾根が垂直に出ていることが殆んどで、
これを上げられなければ、ヨーロッパツアーでは、
ぶっ飛び大将確実である。
今のうちから克服して欲しいものだ。
その後コンディションは良くなったが、
全員降りてしまったので、川地は松田山に到達した後、
相模川へ走らずMLにランディング。
降ろす時にグランドサーマルがバンバンで降りなかったので、
相模川に向けて走れていれば、到達する可能性は高かった。
非常にもったいなかったなぁ~、
こんなコンディション滅多に無いのに・・・。 (-。-;)