九州(北部)川地塾6-1 マジックは続く | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり


ほぼ間違いなく、今日は一日中曇っている。

ただ風の向きと強さは悪くない。

望みを捨てるには、まだ早すぎる。


集合場所を伐株山にして、時間を10時に設定した。

この天気と風向きで飛べる所といえばここだろうと、

塾生以外にも九州北部のフライヤーが続々と集まり、

伐株山は大賑わいとなった。



完全な曇天で、日射のかけらもない状態だったが、

飛んでみると全然下がらない。いやむしろ

何もしなくても、徐々に上がっていく。


高くは上がらないが下がりもしなくて、荒れていない。

こういった環境は、トレーニングをするには

最適コンディションであると、塾では常々教えている。



基礎的なピッチング,ローリングからアクセルワーク。

小さいセンターリング、更に、コース取りの練習まで、

幅広いトレーニングができた。


だれもが、2時間以上飛んだが、

長かった、飽きたと言うパイロットは居なかった。

皆、充実した顔でランディングした。



夜部も昼間のトレーニングで上手く行かなかった事に

関する質問が矢継ぎ早に出されて、活気に満ちていた。

こうした事を塾以外の時にも繰り返していれば、

必ず上達し進歩していくだろう。


今後の塾生の進歩に期待したい。