北関東(足尾)川地塾5-1 実りの秋 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ または 雨


今日は、とっても大気が不安定である。

それを象徴するかのように、

早朝から綿菓子のような雲が大量に生産されている。



午後は、いつ積乱雲が襲ってきてもおかしくないので、

説明もそこそこに、テイクオフへ移動開始。

ランディングは無風に近かったが、

テイクオフ場には、ほど良い風が既に入っていた。



前回の様にアゲアゲのコンディションは期待できないが、

フライトは充分に可能である。付け加えるのなら、

トレーニングのし甲斐のあるコンディションと言える。


また、違う言い方をすれば、

勝組と負組がハッキリとする日になるだろうし、

実際にそうだった。


前回の様に、アゲアゲだと、

ほぼ全員がトップアウトできてしまうので、

全員がハッピーで嬉しくなる。


その反面、欠点が埋もれてしまい、危機感が薄れて、

トレーニングをしなくては!という焦燥感が無くなって、

練習に身が入らなくなってしまう。



今日は、上がれなかった人、移動できた人、

その中でも、余裕が無くなった人など、

多くの課題が見つかったのではないだろうか?


正に 『 実りの秋 』 と言うに、ふさわしい一日だった。