<お仕事> 所により
今週末、大陸からやってくる空気は、
気温減率が良い事は、事前に分っていた。
更に、収集した各種気象データから分析すると、
もしかしたら、午前中に八郷マジックが発生し、
フライト可能かもしれないと予測した。
一般パイロットの多くは、普通の天気予報サイトで、
や
マーク、更に
や
マークだけを見ている。
残念ながら、そういう方には分らないだろう。
塾メールで、「さり気なく飛べるかも?」と書いて流した。
教えている事を守って、気象を読む訓練をしている塾生は、
気付くかもしれないだろう。もしくは、
空気が読める人は、反応するだろうなぁ~。
さて、実際のコンディションはどうだったかというと、
予想通り 『 八郷マジック 』 が、炸裂しました。
八郷盆地よりも北では、北の爆風。
筑波学園都市よりも南では、西の爆風。
足尾のテイクオフは、無風。
余りにも、異様な状況に塾生が尻込みするので、
川地がダミーでNASAトップ(東向)からテイクオフ、
ランディング上空でサーマルをヒットして、雲底へ。
あとは、稜線上を移動し放題。
やさと盆地内は、雲底が1200m、
盆地の外、真壁町側は、1600m。
お昼頃には、更に雲底が上がり、
場所によっては、2000m近くまで上がった。
14時頃に、膨らんだお餅に穴が開いたように、
一気にしぼみ、北風強風になり、終了!
勿論、それを見越して、事前にランディングしていた。
今年、足尾で初めての塾は、大成功で終了した。
夜部は、勿論、大盛り上がりでした。