西遊記8 いつまでも | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<ツアー 8日目> 晴れ


今日もゆっくり起きてスタートしたなら、

それは、学習効果が無いということだ。


昨日のフィードバックから、

天候に絶対は無いということを学んだので、

朝から皆さんの動きが早い。


今日の風向きは北西風で、強め。

朝一番なら魚野に東風が入っているので飛べるが、

二頭追わずに、上床エリアの一本に絞ることにした。



9時には移動を開始して、

10時にはテイクオフにキャノピーを広げていた。


安定した風になるまで、ライズアップや

グランドハンドリングの練習を繰り返した。


グランドハンドリングと言っても、

リッジソアリングに生かせるトレーニングである。



11時頃には、サーマルがバンバン発生しだして、

いたるところでガンガン上がり始めた。

上床エリアの全域を何処へでも行ける状態になった。


サッカー場が楽々できる広さのテイクオフは、

勿論、トップランも、し放題音譜



飛びつかれたら、降りて、ランチや休憩をして、

また再び飛ぶ!を日暮れまで繰り返した。


更に、17時以降に軽いウェーブが発生して、

回さずとも安定して上がる状態になり、

日沈間近に1900mを記録した。



結果として、昨日のノーフライトを完全に取り戻す、

いつまでも飛んでいられる、スーパーな一日となった。