<KS->クラブ活動>
サラリーマンは、少しぐらいの熱では休めない
と言い残して、ワイフは出社して行きました。
歩きと電車,自転車はキツイだろうから、
車を使うように言いました。
ショウも午後にクラブ活動を控えていたが、
KSが自宅ではなく、療育施設まで、
ショウを送ってくれるから助かった。
ショウが療育を受けている間、
買物をしたかったので、自転車で施設まで行った。
で、帰りはどうするかというと、
本当は、会社帰りのワイフによってもらう予定だったが、
帰宅が遅くなるらしいので、仕方なく自転車は放置して、
歩いて帰る事にした。
いつものショウなら、散歩が好きなので、
車椅子をグイグイ漕いで進むのだが、
病み上がりで体がだるいのか?全く漕がない。
やる気なし夫の上に、更に、
何故か手でブレーキを掛けようとする
ただでさえ、鞄や荷物を持って大変なのに・・・。(ーー;)
良い事を思いついた
ショウの鞄を膝の上に置いて、
落とさないように手で抱えてもらう事にした。
私は身軽になるし、ショウはブレーキを掛けなくなるので、
一石二鳥 スイスイと進めて帰宅することが出来た。
ところで、
ショウのお薬だが、一つに 『 葛根湯 』 が処方されている。
大人なら支障は無いが、子供には?と思う方も多いだろう。
しかし、
ショウが普段から飲んでいる薬と比較したら、
葛根湯の味は、全然大したことは無い。
(勿論、ショウは変な顔はするが)
ショウの常用薬を、少し舐めた事があるが、
とにかく、酷い苦さ渋さ、 『 最強の苦渋 』 だと思った。
「お前、よくこんな物を毎日飲んでいるな」
と言って、凄いぞと誉めてやったのを覚えている。
それからというもの、薬を飲む時のショウの
気持ちが手に取るように分る。
あれを毎日飲んでいるショウは本当に凄い。
自慢のできる息子である。