冬季集中キャンプ03 己を知る | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 薄くもり 時々 晴れ


明けましておめでとうございます。
本年も川地塾をよろしくお願いいたします。


さて、
年末年始の天気予報で、今日が一番悪い予報だった。
しかし、蓋を開けてみると、あ~ら意外に良い天気。


ただし、昨日の夕刻は雲が空を覆っていたので、
川地は、今日の天気に、それ程驚かなかった。


ただ、今日は先日までの誰もが楽に上がる
コンディションとは違い、難易度が断然高いはず。



日が昇るに連れて、コンディションは好転し、
いつもの様に稜線上を往来する機体が増えていった。


が、予想通り、上がれる人と、
抜け出せない人の差がクッキリと現れた。


ポイントは、小さく回せるか否か?
中心がぶれずに回せるか否か?
そして、風に流されずに回せるか否か?


これが出来ない人には、洩れなく前山磨が待っていた。

出来る人は、優しく上がるサーマルが待つ、

極楽浄土が稜線上に待っていた。



明暗がハッキリと現れるコンディションとなった。

ややもすれば、己のレベルを知ることを避けようとするが、

自分の実力を認知することは、

上達する上で不可決である。


今日の結果を噛み締めて、次回への奮起に期待したい。