親も生き残る | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->整形外科> くもり


最高気温は7℃で、時々雨がパラつく天気だ。

昨日から、一気に冬になった。


ファンヒーターを出しておいてよかった。

ショウの機嫌が悪かったのは最初だけで、

部屋が暖まれば、ニコニコになるからだ。


今日の私は、連絡帳を忘れるし、

ショウのおやつを忘れるし、

どこか抜けている事が多かった。


お陰で、帰宅した時には、

お腹がペコペコのショウは、超機嫌が悪く、

怒ったり、泣いたり、大変だった。


ご飯を食べたら、ピタリと止んだ。 (*^o^*) (^_^;)



ところで、ファンヒーターは、

地震などで停電した時には使えないので、

暖房をどうしようか思案中。


ワイフが災害対策の勉強会へ参加したので、

我が家は、現在、防災意識が高まっている。



例えば、被災時に、普通の親なら

自分はどうにかなっても、子供だけは!と考えるはず。

だが、この考え方は改めた方が良いらしい。


勉強会のアドバイザーの話によれば、

被災して、親を亡くした孤児達(勿論、健常児)には、

悲惨な人生しか待っていないそうだ。


それが過去の幾多の大災害で起こった事実だという。

もし、子供に障がいがあるなら、なおさらである。


だから、子供を生かすなら、

必ず “ 親も生き残らなければならない ” のだ。



更に、障がい者を家族に持つ者は、

被災時には、相当の覚悟が必要だということだ。


まず間違いなく、皆が集う避難所へは身を寄せられない。

健常者ですら生活するのが過酷な環境だからだ。

更に、精神的にダメージを受けている状態では、

障がい者を見る目も冷たい。


国や県や行政が何とかしてくれるなどという

甘い考え、他力本願では、生き残ることはできないだろう。


それが、現実であることを認識して、少しずつでも

備えて行こう!!というのが我が家のスローガンだ。

近い内に来ると言われている、

関東の大地震に間に合うかな・・・。 (ーー;)ゞ