川地塾九州南3-3 初心に帰って | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり


予報では、薄曇り。現実にも薄曇り。

昨日は、バンバンに飛べたので、

やはり、盛り上がりに欠ける。


それでも、こんな時は、その日のコンディションに

即したテーマに取組む事が大切だ。


一見地味だが、

そうした地道な努力をしているからこそ、

大事な時に生かす事ができる。


普段、何の努力もしていない者が、

本番で力を出せるわけがない。


仮に、その窮地をしのげたとしても、

その様なラッキーが何度も続く程、運が良いのか?

いや、いずれやってしまうだろう。



パイロットの多くは、

テイクオフ(離陸)場、ランディング(着陸)場で、

何も起きなかったから、大丈夫なんだと、

根拠の無い 『 安心論 』 を唱える。


側から見ていて、いつかやってしまうぞあせる

というパイロットが多いのが現実だ。


そんな人に限って、

今日のようなコンディションでは、

重い腰を上げようとせず、

飛べたとしても降りたら、

サッサと畳んで、帰り支度をしてしまう。



今日は、魚野エリアに上がったが、

ここもトップランやグランドハンドができる。

スクール生がフォローの風を利用して練習をしていた。


こうした光景を見ると、

初心に帰る事の重要性を認識させられる。

飛ぶ事ばかりに目を奪われている方は、

後悔する前に汗を流しましょう!