経過を見るにも限界がある! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<自宅> くもり


この時期で曇っているにしては、高めの気温。


ショウの体調は一向によくならない。

夜中には、39.0℃に達し、

今日の朝ぼ最低体温は、ついに37.5℃となった。

昨日までとは違い、流石に辛そうだ。



それにしても、普通じゃないと訴えても、

尿検査や血液検査などを何故しないのだろう?

過去の嫌な記憶が蘇る。


昔、同じ様に高熱を出して総合病院に行った時に、

滅多に発熱しないので、普通じゃないと訴えたが、

抗生物質を与えて様子を見ましょうと言われた。


同じ様に全く熱が下がらず、

後にマイコプラズマという細菌だと判明した。

この細菌は、抗生物質として有名なペニシリン系には、

全く効かないらしい。


そして、結果的に肺炎になり入院騒ぎになったのだ。

初期の段階で検査していれば、直ぐに判明したし、

この細菌に効く薬を投与していれば、

重症化しなくて済んだはずだった。



今回は、鼻水や咳が全く無いので、

これとは違う病気なのだろう。

一番心配しているのは、風邪などではなく、

内臓系の疾病からくる高熱ではないか?ということだ。



今日は、ショウのうなされる声が、今までで一番多い。

と思っていたら、夕方頃静かになった。


気になって、寝室へ行ってみると、

39.8℃になって、グッタリとして、

息も絶え絶えのショウが居た。


経過を見るにも限界がある!  (#>。<#)  (´Д`;)

急いで小児救急医療センターに電話をして、駆け込んだ。



1時間ほど点滴をして、

抗生物質が効いていないのでしょうという事で、

別の抗生物質を処方してもらった。


センターを出た時には、22時を回っていた。

明日は、当然、学校へはいけない。

交流の広場のために、一生懸命練習してきたし、

大事な役を頂いていたようだが、果たせなくなってしまった。