喋ろうとしている | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->センター> 雨


朝は小降りだった雨も、午後には結構激しく降った。


雨の日は、登校も下校も大変なのだが、

着実に増えているショウの体重が、

年を追う毎に、送迎をきつくしている。

(それでも、続けなければならない。)


きつくて、ヒ~ヒ~言いながらショウを運んでいる

パパの様子が楽しいようで、ケラケラ笑っている。

(笑っていないで、自分で歩けビックリマーク ゛(`ヘ´#) )



ショウは、よく日直に立候補するようで、

昨日も元気よく手を上げたようだ。


更に、

授業の節目の 「 ・・・を終わります! 」 と言う所で、

「 ウ~ウ 」 と、声を出しているそうだ。 

 (  ゚ ▽ ゚ ;)   ウ~ウ (´□`。)


そう言えば、目覚めて直ぐの時でも、

「 おはよう! 」 の様な声をだすなぁ~!?


もう直ぐ 『 交流の広場 』 (学園祭)があるので、

出し物の予行練習をしたそうだ。



夕食の時に、おかずにご飯を本の少し混ぜたら、

気に入らなかったらしく、食べなくなってしまった。

とても気難しい若殿様だ。



しかし、これが違っていた事に気付くのは、

随分経ってからの事である。