フランスツアー6日目 ビッグフライト | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<Aチーム 6日目> 晴れ 所により くもり


今日で、6日連続で飛べている。

後半のBチームの為に取っておいた方が良いのでは?

と心配する今日この頃だが、コンディションは・・・

最高になった!! о(ж>▽<)y ☆


予報では、雲底高度2000m~3000m、

所により4000m??(おそらく山の高い所です。)



お約束通り、Annecy(アネシー)でフライト。

このエリアは、午後からなので、

スーパーに寄って、お土産を買っていたら、

ドンドン状況が良くなっているので、

急いで来た方が良いという情報が入った。


本当は湖の辺のレストランで、

優雅にランチをしようと思っていたのだが、

サンドイッチに変更して、テイクオフ場に急行。



もはや何も言うことは無い、抜群のコンディション。


まずは、序章、アネシーの町を空から観光。

戻ってきて、プランAの湖を横断。


再びテイクオフの山に戻った。

ここで、満腹の人は降りた。



そして、今日のプランBは、

この後にモリジンへ飛んで帰る、山岳XCだ。


希望者2名を連れて、モリジンへ移動開始。

まずは、再びアネシーの町の近くへ移動してから右折、

クラウドストリートを利用してモリジンへ向かった。


サモアの見える谷の入り口までは楽勝だった。

ところが、クルーズの町の上が、

完全にブルーホールになっていた。


Mieussy(ミューシー)に突っ込むか!?

Samoens(サモア)に突っ込むか!?

Nさんが追いつくまで、結構悩んだ。



結論、Mieussy(ミューシー)

川地はギリギリ届いたが、Nさんは最後のサーマルを

雲底まで上げ切れなかった分、低くなってしまった。

降ろすのに安全な場所をアドバイスして、

川地はモルジンへ向かった。


もう直ぐモルジンという所で、Nさんから無線が入った。

どうやら、あの低さから復活して、

Samoens(サモア)付近を飛んでいるらしい。


進路をSamoens(サモア)に変更して急行するも、

今度は本当に力尽きて、降りたらしい。

あと山一つで惜しかったが、

しかし、すばらしいフライトだった。



川地は、再びモリジンへ戻ってランディングした。

XCに出なかった組も、アネシー湖を

縦横無尽に飛び回ったので、皆さん大満足でした。