プラスチックのバット | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->SB> 雨

いよいよ本格的な梅雨か?

大規模修繕工事も終盤を迎え、

廊下側もネットや足場が取り除かれたので、

風通しがよくなってきた。


この時期に工事をして正解だったと思う。

これがもし夏だったらと思うとゾッとする。

作業員の方も大変だっただろう。



今日の給食は、大好物のグラタン!!

モリモリ食べたようだ。その反動なのか?

SBでのおやつをあまり食べなかったようだ。



今日は、SB用にプラスチックのバットを持たせた。

SBは、音楽療育が主体なので、楽器を叩くためである。


翔は、手首,肘,肩をしなやかに連動させるのが苦手だ。

道具を使って楽器を叩く作業は、

各部を連動させるとてもよいリハビリになる。


ところが、普通のバチは、細くて持ち難いし、

堅いうえに、先が尖っていて危ない。


一方、プラスチックのバットなら、

グリップは太いし、先は丸い、

何よりも、柔らかいので痛くない。


どうやら、ご機嫌で楽器を叩いていたようだ。

リハビリを続けるためには、楽しい事が肝心。

この調子でリハビリが続く事を願いたい。