体温不安定で賢くなった? | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->宝島> くもり

最近、天気予報を見る余裕も無く、

修繕工事でネットで覆われて、外も見れず、

建物の外、駐車場にまで行って、初めて天気が分る。


ところで、昨日から、ショウの体温が不安定だ。

早朝、36.0℃そこそこから、学校で、37.5℃となり、

夕方には、また下がるという乱高下を繰り返している。



まさか、放射性物質と関係ないだろうな?


なぜそんな心配をするかというと、

そもそもショウが肢体不自由になった主因が

ハッキリと解明されていないからだ。


そして、薬に対してとても敏感に反応する。

長所として、微量でよく効くと言えるが、

短所は、効き過ぎるので扱いが難しいことだ。

例えば、麻酔や眠くなる薬は、物凄くよく効く。


だから、

放射性物質がショウに対して、どの様に作用し、

どんな反応を引き起こすのか?全くの未知数なのだ。

ただの風邪なら、それにこした事はない。



ショウが生まれてからというもの、私は、

常に最大最悪の事態を最初にイメージする様になった。

ショウに関して、どの様な事態のことを言っているかは、

聡明な皆様には、既にお分かりの事と思う。


それを尺度にして、

何をしたから、これだけ良くなった。

あれをすれば、もっと良くなるだろうと考えるのだ。


だから、現実に起こった事象が自分の予想より

マイナスである確立は非常に低く、

逆にプラスで有る事が殆んどだ。


だから、悪い事態が起きても、慌てにくいとも言える。

(慌てないわけではないが、落ち着きを取り戻しやすい)



そういう訳で、私は全く慌てていなかったが、

体温が乱高下することは、滅多に無いことなので、

学校の先生は動揺していたようだが・・・。 (^^ゞ


今日は、全く問題なかったようだ。

そう言えば、高熱を出した後のショウは、少し賢くなる。


朝、学校へ行って、オシッコをした後、

普段なら、乗りたい乗り物へまっしぐらに行くのだが、

今日は、明後日の方向へ!?


先生が暖かく見守っていると、

青い箱へ近付いて手を伸ばしたらしい。

この箱には、乗り物の写真が入っているのだ。


そう、ショウはカードを使って、

乗りたい物が何なのか?先生に伝えようとしたのだ。

 (*゜▽゜ノノ゛スペード ヽ(‐^▽^‐) キタ ━━(゚∀゚)━━ !!!