あけましておめでとう | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<KS> 晴れ

21時頃に駅に到着した。

ワイフがショウを連れて迎えに来てくれた。


何で寒い夜中に、冷え切った車に乗って、

外出しなければならないのか?と言いたそうな

顔をして、ショウは助手席に座っていた。


パパがそ~っと近付き、

突然顔を出して、手を振ると、

驚いた顔をしてこちらを見ていた。


一呼吸おいてから、ニコニコして騒ぎ始めた。

ショウは、昼食も夕飯も遅かったので、

帰宅してから風呂に入ることになっていた。


久しぶりにゆっくりと湯船に入り、

疲れを癒す事ができた。

ショウも気持ち良さそうに風呂に入っていた。


お風呂に入っている時から、とても眠そうだった。

学校はまだ始まっていないので、朝早く起こされて、

保育施設に預けられていたので、眠いのは当然だ。


ベッドへ連れて行くと、即眠ってしまった。