え!まだ書類を提出するの? | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->KS> くもり のち 晴れ

学校は午前日課なのだが、

保育施設が迎えに行く事になっているので、

今日は時間がある。


とは言っても、とにかく、やることが山積みなので、

リストアップして、一つ一つ潰していくしかない。



もう出発するという一週間前になって、

オーストラリアから、全員のサインがいる書類を

提出するように言ってきた。


先週もそれで、ドタバタしたが、まだ必要なのか!?

今回は別の書類らしい・・・。 ゛(`ヘ´#)


3ヶ月以上前からやり取りしているにも関わらず、

これまで何も言わなかったのに、

いい加減に勘弁して欲しい。



所要を済ませるために、外出したついでに、

今年の夏ツアーでお世話になった、

スペインの知人へ年賀状を送った。


スペインには年賀状という習慣はおそらく無いので、

到着する日数を逆算して投函したのだが・・・、

間違いなく届くかどうか・・・心配だ。  (ーー;)ゞ



ショウは上機嫌で帰宅した。ここのところ、

学校や保育所でクリスマス関連の催しが多いので、

ショウは楽しくて仕方がないようだ。


連絡帳には、 『 会話 』 に関する資料が挿んであった。


以前に、

これだけこちらの言っている事を理解できるのに、

どうして、一言も話すことが出来ないのか?

と、疑問を連絡帳に書いたことがあったからだ。


実例として、小3から言葉を話し始めた子が、

学校の中学部に居ると書かれていた。

それは、我々にとってとても明るいニュースだった。



資料には、我々の言葉を理解するという過程は、

話すという行為の初期の段階と書かれていた。

つまり、ショウはまだ入口に立ったばかりだ。


会話に至るには、まだまだ遠く長い道のりがある。

しかし、これまでも奇跡的な進歩を遂げてきたのだから、

可能であると信じて!気長に付き合っていこうと思う。