川地塾R トレーニング1 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ

集合時間は、8:00。

数ある塾コースの中で、一番早いです。

コンペを想定したコースですから、

これでも遅いぐらいです。


天気は晴れ。しかし、西風強風。

流石の猪之頭も、フォローが入って飛べません。

で、ゆっくりと講義をしていると、

講習場に丁度良い南風が入ってきた。


最近のコンペでは、スタ沈をする人が多いというし、

サンデーフライヤーではなく、競技という観点からみると、

今回参加の塾生の中には、お粗末な方が多い。



そもそも、

レース競技の世界では、上手く飛べれば良いと考えて、

グランドハンドリングを等閑(なおざり)にしている

パイロットが非常に多い。


スラロームが出来ないパイロットが何と多いことか!?

当然、地面に三角コーンを置くのですョ。


何も置かない、普通のスラロームなんて、

出来て当たり前です。

スクール生でもできます。  (-。-;)



今回は、ワールドカップで活躍中の呉本選手を

ゲストで招待している。そのテクニックを披露して頂いた。

ゲレンデの中を自由自在に動き回って楽しんでいました。


強風や乱気流があるように思えるが、

事も無げにやって見せるので、

塾生が始めると、あちらこちらで、

ひっくり返り、まともに立ち上げれない。


中には、市中引き回しの刑に遭っている人も居た。

まるで嵐が来ているかようだ。

少しは、自分のレベルというものを

認識して頂けたのではないだろうか?


このあと、白糸マジックが起こり、

白糸エリアは、3時間程飛べて、

天子もトップアウト出来たそうだ。


しかし、

余りにも不甲斐ない己のグラハンを痛感したのか?

多くの塾生が、その後も講習場で汗を流した。

今日だけでなく、これからも練習を継続して欲しいものだ。


夜は、毎年恒例のスカイ朝霧の忘年会があった。

川地は班長として、盛り上げ役に回る。

ゲームは、残念ながら2位で終わった。