南関東川地塾3-2 やばいのでフリーフライト | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ

天気は最高! しかし! 風は、怪しい!!

予報では、西風強風。


塾と日を同じくして、スカイ朝霧で開催されていた

アキュラシーの日曜日の競技が、

前日の土曜日の内にキャンセルされて、

表彰式のみになったことからも、

今日の危険度は計り知れない。


ロッジでゆっくりと講義をしていると、

フライトできているという情報が入り、結局、

白糸エリアへ移動した。(来週、J2が開催されるので)



誰が見ても怪しい風なので、

フリーフライトということにした。


飛びたくない人は、白糸ランディングで

ライズアップという事にした。


実は、昨日のテイクオフ(離陸)で、

多くの塾生が危ない出方をしたのだ。


これから朝霧本番となれば、バンバン飛べてしまうので、

ますますライズアップのトレーニングなどしないだろう。

それは、つまり、危険を抱えたままフライトする事になる。



結局、今日は飛べた。

しかし、それは、紙一重。

結果論である。


万一、西の突風が入ったら、

怪我人続出は間違いなかったろう。

ここで無理をせずとも、勇気を出して撤退し、

もっとフライトに適した日に飛べばよい。



そういった自己コントロールが出来る事も、

優秀なパイロット条件である。