川地塾九州北2-3 パイロットでもライズアップのトレーニング | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 雨 のち くもり のち 晴れ

昨晩、宿泊施設の周辺では、大雨が降った。

米山に移動する際に、ゲリラ豪雨に遭遇した。

(激しい雨で渋滞していた。)


雨のカーテンを抜けると、そこは晴れ間が見えていた。

風は頗る怪しく、とても飛べるような状況ではないが、

米山も他のエリア同様に、午後のエリアなので、

ダメだと即断するには早すぎる。


今日も、午前中は授業をして、

天候が回復する事をゆっくりと待つ事にした。



読みは的中して、13時ごろから、太陽の日差しが眩しく、

真夏の様に、光線がジリジリと肌を突き刺す感じがした。

風が落ち着きだした、15時頃に山に上がる事にした。


再び曇ってしまった中を

地元パイロットの数名飛び立ったが、

上がるような感じではなかった。


それから、待つ事1時間、

待望の太陽が、雲の合間から顔を覗かせた。

数名が飛んだ所で、アクシデント発生!!



テイクオフ前の木に引っかかった機体の回収に、

塾生の半数が、他はただ待つ事となった。

木登り名人が、塾生の中に居て良かった!



機体は軽微な損傷で、

本人も怪我は無かったので良かった。

テイクオフ場は、最も怪我をしやすい場所なので、

鍛錬を怠ってはいけない。

(それは、勿論私にも言えること。)


だから、最近は、飛べない時にはライズアップの話を

するように心がけている。他の塾生も他人事ではなく、

肝に銘じて、トレーニングに励んでもらいたい。