時差ぼけで、今度は昼から眠い | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<宝島> 晴れ

帰りの飛行機では、眠りたくても眠れなかったが、

帰宅して次の日の今日は、一日中眠くて仕方が無い。

本当は、残務整理をしたかったのだが、

これでは、仕事にならない。


少し昼寝をしたが、それぐらいでは眠気が取れない。

折角、今日は一日ショウを預かってもらえるのに・・・。



時差ボケでパパの動きが鈍い事を察知したショウは、

帰宅するなり、ビデオへ突進!!

そういう空気を読む能力は、ズバ抜けている!?


進路を阻むように寝転がるパパを

乗り越えて行こうとするショウ!

しばらくの間、ゴロゴロしながらじゃれ合っていた。


ビデオを見せずに、風呂へ連れて行くと怒っていたが、

歌を歌いながら体を洗い始めると、

いつもの様にケラケラ笑って洗われていた。


ふと気になったのは、胸の傷だ。後でワイフに聞いたら、

保育施設でプールに入った時に怪我をしたらしい。

結構、クッキリ残っているから、

それなりの怪我で血もしたに違いない?



食後も少し遊んであげた。

ツアーに出かける前と変わらぬショウだった。

が、しかし、ショウは静かに進歩していた。


その事に気付くのは、もう少し経ってからだった。