<お仕事帰り>
朝霧からの帰り、ショップを出て直ぐに、
ガソリンタンクの残量が残り少ないことを告げる
ランプが点滅し始めた。
事前の調査で、点滅が始まった時点で、
約6リットルのガソリンが残っているらしい。
厚木の安いガソリンスタンドまで、約100km。
20km/ℓで走ることが出来れば、とどく。
愛車、シエンタのカタログ燃費は18.6km/ℓ。
おいおい、それじゃぁ、届かないだろう。
いやいや、投げやりなわけではありません。
川地には勝算があってアタックするのです。
朝霧からの帰り道の内、30km以上ある
道志の道は、殆んどが緩やかな下り坂。
最近の車は、走行中にアクセルを離すと
ガソリンの供給が停止するようになっている。
つまり、下りの間はガソリンを消費しないのだ。
燃費計をリセットして、いよいよアタック開始!!
ゴールまで届くかどうかドキドキする感じは
パラグライダーの競技で、
ファイナルグライドをしている気分だ。
山道が多いので燃費も良好! しかし、
河口湖周辺の渋滞で一時的に燃費は悪くなった。
しかし、読み通り同志道では見る見る燃費は良くなり、
平均値が22.5km/ℓまで上がった。
最終的には、20.5km/ℓで走破!!
見事、ゴールのガソリンスタンドに届いた。
普段の生活で、10km/ℓなのと比較すると、
2倍違うことになる。雲泥の差だった。