燃費アタック01 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事帰り> 晴れ

朝霧からの帰り、ショップを出て直ぐに、

ガソリンタンクの残量が残り少ないことを告げる

ランプが点滅し始めた。


事前の調査で、点滅が始まった時点で、

約6リットルのガソリンが残っているらしい。


厚木の安いガソリンスタンドまで、約100km。

20km/ℓで走ることが出来れば、とどく。



愛車、シエンタのカタログ燃費は18.6km/ℓ。

おいおい、それじゃぁ、届かないだろう。


いやいや、投げやりなわけではありません。

川地には勝算があってアタックするのです。


朝霧からの帰り道の内、30km以上ある

道志の道は、殆んどが緩やかな下り坂。


最近の車は、走行中にアクセルを離すと

ガソリンの供給が停止するようになっている。

つまり、下りの間はガソリンを消費しないのだ。



燃費計をリセットして、いよいよアタック開始!!


ゴールまで届くかどうかドキドキする感じは

パラグライダーの競技で、

ファイナルグライドをしている気分だ。


山道が多いので燃費も良好! しかし、

河口湖周辺の渋滞で一時的に燃費は悪くなった。

しかし、読み通り同志道では見る見る燃費は良くなり、

平均値が22.5km/ℓまで上がった。


最終的には、20.5km/ℓで走破!!

見事、ゴールのガソリンスタンドに届いた。


普段の生活で、10km/ℓなのと比較すると、

2倍違うことになる。雲泥の差だった。