懐かしい玩具 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<センター> 晴れ

全国的に天気は悪いが、神奈川県は快晴だ。

朝から温度計が30℃を示している。


ショウの体温も37℃を超えた。

ショウに対して警戒態勢を発令だ。


元気も食欲もダウンガーンダウン

今日は、駐車場までお迎えに来てもらう日なので、

時間通りに家を出なければ!


何とか玩具でごまかしながら、

食べさせることに成功した!!



実は、昨日、掃除をしていたら、パトカーと

消防車の玩具がテーブルの下から出てきたのだ。


遊ばなくなった? いや、

ショウには見えにくい所に保管されていたので、

親が有る事を忘れていた、と言った方が事実だ。



満タンに充電した電池を入れてみると、

8つあるボタン全てから音が出た。


その途端ショウの目が輝き、

パパ、チョッとそれ貸してよ!と、手を伸ばしてきた。

それから、マイブームになったのだ。

 (*゜▽゜ノ゛車 ヽ(゚◇゚ )ノ

時々、何かを語りかけるように遊んでいる。


ご飯を食べたら、パトカーで遊んであげるよ!

というと、パクパク食べてくれるようになった。



それでも、家を出るのがギリギリになってしまったが、

家の前の道路が大渋滞だったので、

ヘルパーさんが並んでいる車列まで歩いて行った。



今日はとても暑いので、

水分補給をくれぐれもお願いしますと頼んだ。

そうしたら、スープに加えて、お茶にも口をつけ、

昼食も全て食べきって帰ってきた。


あまりに暑かったので、

センターから外に出なかったようだが、

それでも、これだけを摂取するとは驚きだ。


勿論、超元気で帰ってきた。

(少しだけ昼寝もしたらしい)

ヘルパーさんに感謝、感謝である。



直ぐにエアコンのスイッチを入れて、

部屋をガンガン冷やした。




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