改修工事の相談 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<小学校> 晴れ

今日は、食事も学校へ行く準備も順調に終えた。

学校へは一番乗りだ。

送迎バスも殆ど到着していなかった。


今日は、療育施設も保育施設も予約を入れていない。

つまり、学校だけだ。

手際良く仕事を終えて、ショウを迎えに行った。


オシッコは、学校に到着してから我慢できて、

トイレでする事ができたようだ。

大脱走も2回!だけだったらしい。



帰宅したら、直ぐに昼食を与えた。

何を急いでいるかというと、役所から紹介された

改修工事の業者が調査と相談に来るのだ。


我が家は、健常者を想定して作られている。

風呂やトイレの入口や中は、障がい者にとって、

決して使い勝手が良いとは言えない。


最近、益々大きく重くなってきたショウを

抱えながら出入りし、用を足すには、

多くの困難とストレスが発生するのだ。



市役所から職員が二人も来た。

4月の人事異動で、これまで担当して頂いた方が

異動になったので引継ぎの意味も有るようだ。


業者は、

これまで障がい者の住宅改修を手掛けてきただけあって、

様々なアイディアを頂く事ができた。

用意できる費用が無制限に有るわけではないので、

我々が最終的に最良の方法を選択する事になるだろう。



ショウは、お客様が居る間、

これ幸いとばかりに、ビデオに猛アタックしていた。

そういう雰囲気を読む事はズバ抜けている。


お客様が帰宅した後、昼寝をさせ、

目覚めた後は、マンションの廊下を歩行器で歩かせた。

エレベーターの有る位置は知っているので、

そちらへ向けると、サクサク歩くが、

逆を向けると牛の様に鈍い。


困ったものだ。 (ーー;)ゞ




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