<お仕事>
今日はコンペを目指す人のためのコース。
Rコースの日だ。
曇っていて寒々しい空とは裏腹に、
ショップは朝から熱気に包まれている。
今年のRは、延期に次ぐ延期。
キャンセルもありと。
何か呪われているかのようだ。
今日も天気予報では、快晴のはずが・・・。
夏の朝霧によくある様に、空が雲に覆われている!?
それでも、晴れてきそうな兆しが有るので、
テイクオフ(離陸)場へ移動する事にした。
曇っているのに、
スクール生が乗ったグライダーがフカフカ浮いている。
が、日差しが来そうで来ない。
白糸エリアでは、
何機もトップアウトして上がっているのが見える。
白糸エリアに移動しようか、皆が焦りだした。
川地は即席で白糸エリア用のタスクを作成した。
と、そこへ強い日差しが射してきた。
グングン上がり始める機体を見て、塾生が色めきたった。
川地は直ぐにテイクオフした。
ここで、塾生のGPS入力が非常に遅い事が発覚する。
川地はタスクを発表した後に、GPSの入力をしたのに、
テイクオフ(離陸)した順番が最初の方だったのだ。
タスクが直前に変更される事は、
本番の大会ではしばしば有る。
そんな時にテキパキと再入力できないと、
この時点でレースが終わってしまう事になる。
それに、 “ 気付いて ” 頂けたのなら、
そして、何をトレーニングするか “ 気付いた ” のなら、
塾Rに参加して頂いた意義が有る。
タスクは予定通り、スタートした。
が、予報に反して雲がドンドン増えて、
雲底は時間と共にジリジリと下がって行った。
タスクの後半に設定した猪之頭へのフライトは
危険をともなうものになるので、やむなくストップを宣言した。
“ 白糸エリア ” は、読み通りに
良いコンディションに恵まれたが、残念な結果となってしまった。