自分で行けるよ! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 雨

朝から土砂降りだ。

雨音で目が覚めたのか?

6時頃にオシッコで起こされた。


このままでは、お昼ごはんまで持たないので、

もう一度を寝せようとしたが、ほんの少ししか寝なかった。

リビングに行くから退いて!と、

添い寝をしていたパパを押し退けようとする。



雨が降っているので時間が掛かる。

テキパキと準備をして、食事を食べさせ、歯磨きして、

オシッコさせて、ショウをバギー(幼児用車椅子)に乗せた。


すると、ショウが突然怒り出した!?

保育園へ行くのが嫌なのか?

まだ、お腹が空いているのか?

それとも、やはり、 “ しまじろう ” が見たいのか???


いや、それなら、服を着替えたり、

パパが準備している時にビデオに突進しているはずだ!?



怒るには何か理由が有るはず。

もうバギーに着座させていたのだが、

怒り出す前のリビングまで連れて行って床に置いた。


すると、ビデオデッキの有る方向ではなく、

玄関に向かって這いずりを始めた。

ショウは抱っこではなく、自分の力で玄関に行きたかったのだ。

ヾ(@^▽^)ノ  (^ε^)♪


玄関に到着したショウをバギーに乗せると、

とってもご機嫌で達成感に満ちた顔をしていた。

そして、早く保育園へ行こうよと体を前後に揺らして催促した。


「 ハイハイ、保育園へ行くよ!! 」 (*^ー^)ノΣ\((/ ^^))/♪

時間は費やしたが、とても嬉しかった。

これまで、何でも怠けて、直ぐにパパに甘えていたショウが、

“ 自分の力でしたい ” と言ったのだから。





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