お腹いっぱい食べさせたい | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> くもり 時々 晴れ

今日も30℃を超えて、夏日になるようだ。

空は曇りがちだが、たまに射してくる日差しは、

汗を滲ませるのに充分だ。


鼻水はドンドン少なくなり、体調は絶好調!

わがままも悪戯も、絶好調!

最近のショウは、本当に良く発声をする。

もしかして、言葉を話すなんて奇跡が起こるかも?

とチョッとだけ期待してしまう。



ショウに持たせたご飯は、今日も余っていた。

どうやら、おにぎりにして持たせているものを、

崩して、スプーンで与えているようだ。


伝えられた理由を一言で言えば、

「不衛生なので栄養士が許可できない」というものだ。

(前回にも、お話したのと同様だ・・・ (ーー;) )



しかし、事は単純ではない。

確かに、ショウに持たせたおにぎりは、

ご飯をサランラップに包んで、中に一切具材は入っていないの、

不衛生なはずは無い。


園長先生の話からおおよその状況を推測するとと、仮に

ショウが “ おにぎり ” を持って行く。

当然、クラスメイトが羨ましがり、食べたいという。

全体的におにぎりを許可することになれば、

様々な具材を入れた “ おにぎり ” を持って登園する。

食中毒が発生する。

許可したのは誰だということになる。

園やそれを監督する行政が責任を問われる。


と、まあ、たかが “ おにぎり ” 、されど “ おにぎり ” なのである。



ここで、日本ならではの原因が垣間見える。


園児がおにぎりを羨ましく思うのは、仕方ないし当たり前なのだが、

障害が有るからといって特別な扱いをする事を良しとしない

大人が極少数だが存在するかもしれないということだ。


随分以前にも書いたことが有るが、駐車場の身障者スペースに、

空いているからと平気で停める人が居るが、

こういう方々がこう言った考えを持っているのではないかと思う。



更に、食中毒が発生が発生した時に、それを許可した側に

責任を追及するというのも日本ならではでないだろうか?

私の知る海外の国々では、

傷む様なおにぎりを持たせた親が責任を問われるのだが・・・。

 (ーー;)



しかし、ショウは預かって頂く身、『郷に入っては郷に従え』である。

ショウには申し訳ないが、これが世の中である。

明日からは、普通にご飯を入れて、持たせることにした。


私はただ、

「 ショウにお腹いっぱい食べさせたかった 」 だけなのだが、

上手くいかないものである。


ショウのための大事な話をしているのに、

ショウは、 「 早く帰ろうよ!! 」 と騒いでいた。 (*´Д`)=з

今日は、何だか遣る瀬無い気持ちで一日を終えた。




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