<お仕事> 時々
今日も天気は良好だ。
すでに昨日よりよい感じで、稜線上に積雲ができている。
風も程よい感じだ。
昨日に引き続いて受講してくださる方が大半なので、
講義を昨日よりは短めに切り上げて飛ぶことにした。
ただ、この講義の中の座談会で明らかになったことは、
ここでも、やはり受講者の多くが、
メンタルという部分が未発達,未整備であるということだ。
「安全に飛びたい」
「上手く飛びたい」
「少し飛びたい(ショートフライトで満足できる)」
充分な技術を持っているにも拘らず、
飛びが伸びず、ストレスや不満を持っている方々に対して、
川地が 「 どんな夢、目標をお持ちですか? 」 と聞いた時に
帰ってくる回答の代表的な例である。
こういった方々には、テクニックを教えるよりも先に、
考え方を変えて頂くこと、目の付け所を変えて頂くこと、
そして、何よりも、夢と目標を持っていただく事が大事である。
はっきり言えば、それができれば、
簡単にレベルアップできるのである。
なぜなら、もう既に充分なレベルに達して居るからだ。
本人がそれに気付かず、扉を開けないだけなのだから。
「 今日中に夢を考えて、教えてくださいね! 」
と言って、実践練習に移ったが・・・、
結局のところ、フライト後に告げられずに帰られてしまった。
自分なり、その人なりの目標を立てて飛ばれる事を切に願った。
因みに、コンディションは最高で、川地は木崎湖を二往復した。
13:00頃に雲が張って、サーマルは消失した。