<療育施設>
やはり、この年で徹夜はするものではない。
一晩、10時間ぐらい寝たが、疲れが取れ切れていない。
二日酔いの朝のように、頭がガンガンして、
足元もふらふらする。
体温も異常に低くて、暑いのか寒いのか良くわからない。
翔は元気で、抱っこすると暴れたりするので、
弱った体力では、支えるのが大変だ。
それでも、何とか療育施設へ送り届けた。
一時限目からPT訓練があったのだが、
とにかく、眠たかった。
夜行バスで良く眠れず早朝に到着した時よりも酷い状況だ。
療育時間中は、昨日行けなかった所や買い物へ行った。
午後の終了時間を間違えて、療育施設へ慌てて戻ったりもした。
少し時間ができたので、車の中で仮眠をとった。
午後には、心理相談があるからだ。
でも、やはり体はだるかった。
翔は遊んでもらえることを良い事に、我がまま言いたい放題だった。
椅子から見える玩具を次から次へと要求して、
少し遊んで、飽きるとまた直ぐに次を要求した。
PT訓練では、玩具など殆ど要求したりしない。
良く観察すると心理相談の時間は、
要求をすると願いを叶えてくれる事を分かっているようだ。
どうやら、人の顔と甘えられるかどうかを関連付けて
記憶しているようだ。 (^^ゞ
だから、これはこれで凄い事なのである。
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