南関東川地塾01-1 渋いコンディション | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 稀に 晴れ

『朝霧マジック』2日前、川地はそう予測した。
それは、台風が日本には接近しないで、遥か南海上を東に抜け、
金曜日から晴になるという予報に変わったからだ。


しかし、日本付近にあった前線と低気圧に
台風が通過の際に湿った空気を送り込み、
それがしつこく日本に残ったようだ。


朝霧では、Jリーグが開催されていたが、

朝の低く垂れ込めた雲にテイクオフに上がる事を躊躇った。

コンディションが好転した後も、少しでも大きなタスクをしようとして、

ブリーフィングに手間取り、絶好のタイミングを逃してしまったようだ。


選手よりも一足早くテイクオフ(離陸)した塾生は、

簡単に雲底に着け、2時間以上も飛んでいたらしい。

正に、“ダミー優勝!”



塾は、勝組と負組にハッキリと分かれたが、

トレーニングは充分出来たので、塾としては成功だったと思う。

今年から同じテーマ(例えば、センターリング)について、

2~3週かけて教えていく事にしたので、

繰り返しトレーニングして、しっかりと身に付ける事が出来る。


今年は、例年に増して塾生の個性が豊かなので、

楽しみだ。 (^ε^)♪