転院 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<大学病院->保育園> くもり

一段と寒くなってきた。

今日は朝早くから、大学病院へ出発だ。

11月20日のBlog でも書いたのだが、

掛かりつけの大学病院から、以前に発作を起こした時に

救急車でで搬送された大学病院に変わるためだ。


朝一番に診察券を出し、診察を待った。

待つ事一時間で翔の名前が呼ばれた。

(予約が無いにしては早かった。 (^^♪ )



最初に先生に

「 ここは野戦病院のような所で急患が多い病院です。

 残念ながら翔君の発作の詳細な原因を長期的に解析するような

 最新鋭の近代的な設備があるわけではありません。 」

と言われた。


しかし、それは元より承知の上だ。

翔の発作の原因を突き止めた所で、

薬や外科的処置によって直るものではない事は既に承知している。


私たちが出来る事は、対処療法しかないのだ。

発作が起きないように薬を飲み、

発作が起きたら、死なないように最善の処置をする。

それでも、駄目な時はある。

それが現実なのだ。


最善な処置をするには、日頃から翔を見て頂く事が肝心である。

これまでの大学病院でもフォローはして頂いていたが、

発作が起きた時に遠過ぎて役に立たないのだ。



ところで、

東京のT大学病院と近所のK大学病院が

最近ドラマでやっている 『 医龍 2 』 とオーバーラップしてしまう。


個々には優れた医師,最新鋭の設備等々を備えた 『 明真病院 』 、

だが、大名行列や論文発表、そして、医局内の不協和音がある。


若い医師と一般的な設備を備えた 『 北洋病院 』 、

しかし、エネルギッシュで、何よりも抜群のチームワークがある。


これはあくまでも川地の主観である。

だが、その辺の場の流れを読む事(風を読むのに似た感じ)は、

人並み以上であると思っている。

あの病院に通われている他の方々はどのように感じているのだろうか?



川地は、現時点では転院して正解であると思っている。

しいて不満を言えば、K大学病院のケアールームは、

お世辞にも要領が良いとは言いがたかった。


医師が診察するまでの待ち時間が長いというのは聞いた事があるが、

医師から指示が出て、それを処置するまでの待ち時間が長かった。

T大学病院のケアールームを知っているだけに、手際の悪さも目だった。

まあ、全てがパーフェクトでないのは仕方のない所だろう。



食事を病院で済ませ、(一番最後に採尿したので。 (ーー;) )

直ぐに保育園へ向かったら、お昼寝の時間に間に合った。

到着してトイレに連れて行ったら、直ぐにオシッコをした。

午前中は待ちくたびれて、機嫌が悪かったが、

午後の保育園では元気いっぱい遊んだらしい。 (^^♪