仕上げ磨きのポーズ | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<療育施設->歯科診療所->療育施設> 晴れ

今日は療育施設でPT訓練の後、療育を少しして、

歯科診療所で摂食指導を受ける。


翔の顎の使い方や食べさせ方を見て頂いて、

食事の注意点や手の介助の仕方を教えていただくのだ。

今回は、保育園の先生も見学に訪れる。



いつもそうなのだが、担当医の先生だけでなく、

看護婦や歯磨き指導医、更には、ビデオカメラまで回るという、

物々しい環境の中で、翔は食事をしなければならない。

流石の翔もこれには引いてしまう。

(普通の子でも引くよね!? (;^_^A )


ママの手作り弁当、その上大好物とあって、

食べるには食べているが・・・、2倍以上のスローペースだ。


担当医がスプーンの持ち方や介助の仕方を教えてくださるのだが、

翔は気が気でない様子だ。

「 何だ!?このおっさんは気安く俺の手を握って!? 」

といった顔をして睨んでいる。  (゙ `-´)/


それでも何とか、十分な量の食事を取った。



お次は、歯磨き指導だ。

翔の歯は、3歳頃から表面に茶渋のような汚れがよくつく。

勿論、毎日歯は磨いている。どうやら歯の質にもよるようだ。


ここの歯磨き指導医は、膝の上に子供の頭を乗せて、

覗きこむようにして磨く事を推奨している。

そう、歯医者に行った時に治療する時の体勢だ。

(しまじろうのビデオでは、 『 仕上げ磨き 』 として紹介されている。)


しかし、この体勢は外出先で簡単に出来るものではない。

自宅であっても、翔を座位保持椅子から下ろさなければならない。

下に下ろされたら、翔がじっとしているわけがない。

それに、歯科診療所で散々痛い目にあった体勢だという記憶もある。

嫌がる翔を無理に歯磨きして、嫌いになってしまったら元も子もない。


今の翔は、歯磨きが大好きで、最近は 「 イ~ 」 や 「 ア~ 」 と、

指示通りに口を動かすようになったばかりである。

医師は、どうしても 『 仕上げ磨き 』 をさせたいようだが・・・。

「 はい 」 とだけ答えておいた。



川地は内心、ハッキリ言って、「 ノー 」 である。 \(*`Δ´)/




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