中国川地塾 第四回 今日も最高のトレーニングデー | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ

朝から霧が神の倉の谷に溜まって、

快晴であるはずの青空を遮っていた。

今日も、12時以降だな。

長年の経験から、サーマルタイムを容易に想像できた。


昨日と同様、午前中は座学をする事にした。

この時期のランディング(着陸)場はとても寒く、

座学で学習するには向いていない。

今回は、ハンググライダーのクラブハウスにお邪魔していたが、

メンバーが遠征で留守にしているので、

リビングを自由に使うことが出来たことは、とても幸運だった。



午前中は様々な話を出来たが、

今ちまたで話題の 『 パラナビ 』 の話題で盛り上がった。

いつの間にか、塾生の普及率は9割を越えていた。


その原因は、フリーソフトで安価であることは勿論だが、

プログラムが安定していて、フリーズする事が殆どなく、

操作性が洗練されていて、機械音痴でも扱い易い所にある。



勿論、塾ではしっかり座学をおこなった。

広がり始めた青空にそわそわする塾生もいたが、

急いで上がっても、飛べないので、慌てず話をした。


午後は2時間近くフライトする事が出来た。

昨日は、川地は飛ばなかったが、今日は一緒に飛んだ。

川地は高く上げる事は少なく、

低い所から中腹までは上げては他に移動し、

また、中腹まで上げるというのを繰り返した。


広範囲は動けなかったものの、

テーマの実践を繰り返しトレーニングできたので

塾生も満足のフライトが出来たようだ。



夜の部は、深夜まで開催し、様々な話をする事が出来た。

また、皆勤された方に 『 川地塾修了証 』 を授与した。


「 お疲れ様でした!! 」  (*^^)v