<保育園>
天気の回復と共に、翔も元気になった。
笑顔が絶えず、食欲もモリモリだ。
いつものように、牛乳,蒸しパンと食べ終えたところで、
「デじゃ~トのバナナを食べるひとぉ~!?」と言うと、
翔がゆっくりと手を上げた。
パパ :「 『 ハーイ 』 と言ってごらん!?」 d (°∀°)
ショウ :「 フぅーい 」 m(u。u)m
か細いが、ハッキリと聞こえた。 オオ ━━━(゚∀゚)━━━ !!!
もう一度、聞きなおした。
パパ :「 あれ!? もう一度大きな声で言ってみて?」 (°∀°)b
「バナナを食べるひとぉ~!?」
ショウ :「 フぅーい 」 m(u。u)m
唇を閉じているので、発音が “ フ ” になっているが、
口を開けて発音すれば、“ ハ ” である。
「 凄いぞ、翔くんお返事できたね!! 」
翔は何故か照れくさそうに、うつむいていた。 (*v.v)。
まぐれじゃないかと、帰宅後、
今度は大好きな 「 『 しまじろう 』 のビデオを見たい人!? 」 と
聞いてみたら、やっぱり 「 フぅーい 」 と答えた。
偶然じゃない!! 翔は意識的に発声しようとしている。
もしかしたら、話せるようになるかもしれない!!
翔の将来に、僅かではあるが光明が射した瞬間だった。 (゚ーÅ)
これから強くなるのか?一瞬のことなのか? まだ分からない。
しかし、消えぬように大事にして、優しく見守ろうと思う。
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