歯軋り | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 雨 時々 くもり

昨日から 『 歯軋り 』 を頻繁にする。

こういう時は、体の調子がどこか悪い時だ。

翔派言葉が話せないので、親としてこういう時が本当に困る。


普段の行動,動作、食事の食べっぷり、

体を触れた時の様子、寝ている時の様子、等々から、

異常が無いか判断するしかない。


 (;´Д`)ノ(-""-)


ただ、つまらないとか遊んでもらいたいという事から、

歯軋りをすることもあるので、悩ましいところだ。


更に、最近、知恵が付いたおかげで、

眠そうな様子を見せたり、ダルそうな素振りを見せると、

大人が心配して、構ってくれたり、玩具を出してくれたり、

美味しい物を食べさせてくれると覚えたようだ。



その演技は、映画の子役、顔負けである。

親である川地も時々騙されそうになる。

当然、保育園の先生は本当かどうか見分けられないし、

祖父母などは、良い鴨だ。


泣きまねをするだけで、

簡単に大好きなビデオのスイッチを入れてくれる。

ニッコリ笑顔を見せれば、祖父母が喜ぶ事も心得ている。

勿論、パパやママにはその手は通じない事も知っているので、しない。

 (*゜▽゜ノノ゛☆ o(^▽^)o    (ームー;)



でも、パパやママの言う事を聞くようになってきたので、

少し大人になったのかもしれない。


「 止めなさい!! 」 というと、動作をいったん停止して、

顔色を伺って、これは拙そうだと感じたら、チャンと止める。



今日は、保育園の先生が言った事も聞いたようだ。

お昼寝時間、少し早く目覚めた翔は、いつもの様に悪戯をしようと、

部屋に備え付けのファンヒーターの所にまで

部屋の端を這いずって行き、吹き出し口のフィンで、

大好きなハープを弾く真似をし始めた。


「翔くん、皆まだ寝ているから、あちらの椅子の所へ行こう!」

「椅子に座ったら、大好きな 『 オムレットケーキ 』 を上げるわよ!!」

そう言ったら、意味を理解したのか?

自分で椅子の所まで這いずって行き、座ろうとしたそうだ。



う~ん、何とか翔が話せるようにならないかな?